超訳 ニーチェの言葉
- 作者: 白取春彦
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/01/12
- メディア: 単行本
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ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉を分かりやすく説明されている本。僕は哲学者でもないし、哲学に興味はないけれど、本屋で平積みされているのを立ち読みして興味を持ってしまったので買ってしまいました。
1ページの中に、ニーチェの代表的な言葉一つとその編訳5〜10行ほどが書かれており、それが232ページ続いています。文章量は多くないですし、編訳も難しい言葉を使っていないので読みやすい本だと思います。
「超訳」ということで、オリジナルからかなり咀嚼して書かれていると思うので、これを読んでニーチェを知ったというのはダメだけど、自分の考えを改めるきっかけとしては、とても良い本だと思いました。
一番印象に残った言葉はこれ
P.15 「自分自身を見つけたい人に」 自分がどういう者であるか理解したい人は、次のような問いに自分に向け、真摯に答えてみればいい。 これまで自分が真実に愛したものは何であったか?自分の魂を高みに上げたものが何であったか?何が自分の心を満たし喜ばせたか?これまでにどういうものに自分が夢中になったのか? これらの問いに答えたとき、自分の本質が明らかになるだろう。それがあなた自身だ。
このことについて深く考えた時、本当に自分は好きなことをしているのだろうか?実はあれこれ理由を付けて我慢してるのではないか?と思ってしまう。
何はともあれ、後々後悔をしないようにしていきたい。