「ひとかじりのりんご」

へっぽこエンジニアの備忘録。こちらは旧ブログ。新しい方はこちら→「http://sbkro.github.io」

ノンデザイナーズ・デザインブック

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

デザインのことを全く知らない人に向けて、デザインの基本原則を説明している本。

デザイン系の本だけあって、図を多様しており非常に読み易いです。また、本の構成が「左ページに悪い例」「右ページに良い例」となっているので、両者を比較しながら要点を学べる点も良かったです。

ただ、この本のサンプルは全て英語なので、日本の文化にそのまま適応出来るかは不明。一応巻末に申し訳ない程度に、日本語の書体についての解説はありました。

本の内容は、大雑把に説明すると以下の通り。「反復」と「コントラスト」は、一見矛盾しているんじゃないの?と思うかもしれないけど、きっと本を読んだら納得すると思います。

  • デザインの4つの基本原則
    • 接近 ... 似たような要素(色、書体、形、スペース等)はグループ化すること。
    • 整列 ... 要素は意図的に配置すること。
    • 反復 ... 要素は全体で統一すること。
    • コントラスト ... 要素が同一でない場合、異なるようにデザインすること。
  • カラー配色 ... 補色、トライアド、スプリット・コンプリメント・トライアド
  • 活字 ... カテゴリー、コントラスト

UIデザインの本ではないので、直接開発に活用できるものでは無いけど、概念はWebサイトやアプリ開発に十分応用出来ると思います。とても読みやすい本なので、プログラマーの人にも是非読んで頂きたい本です。

QRコードを使って連絡先交換をするiOSアプリ「私の連絡先」をリリースしました。

難産だったけど、ようやくリリースすることが出来ました。



これって何?

このアプリは、「連絡先交換」に特化したQRコード表示アプリです。事前に自分の連絡先のQRコードを作ることで、効率的に連絡先交換することをお約束致します。iPhoneには、赤外線通信は出来ないし、BUMPやSMSが流行っているけど、QRコードがあると安心です。もしもの時にあると便利なアプリです。

特徴

  • アドレス交換に特化したシンプルなUI
  • 国内大手3キャリアの対応(NTT docomo, au, softbank
  • QRコードを読み取り、アドレス帳へ登録する機能

使い方

  1. 事前にあなたの連絡先を、このアプリに登録しておきましょう。
  2. アドレス帳の交換をする時に、このアプリを起動しましょう。
  3. お友達にあなたのQRコードを読取ってもらいましょう。お友達の携帯電話にあなたの連絡先がアドレス帳に登録されます。

たったこれだけです。

ダウンロード

下記バナーより、ダウンロード出来ます。無料です。
私の連絡先 - Katsuhiro Shibaki

リンク

  • 私の連絡先 ... 動作環境、サポート対応等はこちらに記載しています。

GithubでSSH通信した時に「Permission denied (publickey).」が発生した時の対処方法。

Githubで、SSHキーを登録しても、上手くSSH通信出来なかったので、メモ書き。

まず、前提

SSHキーの作成、Githubへの公開鍵登録は、下記サイトが参考になりました。

問題が...

上記サイトの通りに作業を行い、通信確認を行いましたが、下記のメッセージが出てしまいました。

$ ssh git@github.com
Warning: Permanently added the RSA host key for IP address '204.232.175.90' to the list of known hosts.
Permission denied (publickey).

対処方法

1. known_hostsの整理

.sshの中に、known_hostsが自動的に作成されていますが、「github.com」から始まる一行を削除します。「known_hosts」とは、SSH公開鍵のキャッシュらしく、初めての通信を行う際に、追記登録されるみたいです。

$ vi ~/.ssh/known_hosts

 **** ファイルの中身サンプル。 ****
github.com,204.232.175.90 ssh-rsa AAA... 

2. SSH秘密鍵を登録する。

ssh-addコマンドを使って、秘密鍵を登録します。パスワードが聞かれますが、SSH鍵生成時のパスワードを指定します。

$ssh-add <秘密鍵名>
Enter passphrase for <秘密鍵名>:   <= パスワードを入力
Identity added: <秘密鍵名> (<秘密鍵名>) 

上記、2種類の対処で、以下のように通信ができました。

$ssh  git@github.com
PTY allocation request failed on channel 0
Hi sbkro! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
Connection to github.com closed.

日本語のGoogleサジェストAPIを使って検索するAlfredのプラグインを作ってみた。

標準で付いているGoogleSuggestのWorkflowを日本語のAPIを使うように改造してみたけど、文字化けしてしまったので、自分で作ることにした。

使い方

Alfredを起動してから、以下のようにコマンドを実行してください。

g <検索するキーワード>

以下のように、日本語の検索結果を優先して表示します。

f:id:sbkro:20130422001422p:plain

ダウンロード

Githubにアップロードしました。是非使ってください。

動作環境

今後の予定

  • 検索ヒット数を表示する。

参考

Homebrewを使って、Ruby2.0をインストールをしてみた。

Ruby2.0がリリースされて早二ヶ月。遅まきながら、WEB+DB PRESSを見ながらインストールしてみました。

WEB+DB PRESS Vol.73

WEB+DB PRESS Vol.73

  • 作者: 設樂洋爾,白土慧,奥野幹也,佐藤鉄平,後藤秀宣,mala,中島聡,堤智代,森田創,A-Listers,はまちや2,大和田純,松田明,後藤大輔,ひろせまさあき,小林篤,近藤宇智朗,まかまか般若波羅蜜,Mr. O,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2013/02/23
  • メディア: 大型本
  • 購入: 12人 クリック: 131回
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インストール

homebrewのCellarには、1.9系しか登録されていないのでソースからのビルドが必要。OSXの場合、autoconfとopensslを入れるとビルドが楽になるらしい。ちなみに、autoconfとopensslが何をしているのかはよくわかりません。

$ ~/Desktop
$ brew install autoconf
$ brew install openssl
$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/2.0/ruby-2.0.0-p0.tar.bz2
$ tar xjf ruby-2.0.0-p0.tar.bz2 
$ cd ruby-2.0.0-p0/
$ autoconf
$./configure --prefix="$HOME/ruby" --with-openssl-dir=/usr/local/opt/openssl
$ make
$ make install

特にエラーが出ることなくインストールが完了しました。上記の設定だと、ホームディレクトリ直下に「ruby」ディレクトリが作成され、その中にビルド生成物が配置されます。

/Users/sbkro
└── ruby
      ├── bin
      ├── include
      ├── lib
      └── share

パスを通す

.bash_profileに、ruby2.0のプログラムのパスを登録します。

$ vi ~/.bash_profile

*** .bash_profileの中身。以下の一行を追加する。 ***
export PATH=$HOME/ruby/bin:$PATH

編集が終わったら、.bash_profileをリロードし、パスが通ったか確認。「ruby 2.0.0p0」と表示されれば、インストール成功です。

$ source .bash_profile
$ ruby -v
ruby 2.0.0p0 (2013-02-24 revision 39474) [x86_64-darwin12.3.0]


いままで、1.8系しか使ったことがないけど、どれぐらい変わったか遊んでみるつもり。

環境

  • OSX 10.8.3
  • Homebrew 0.9.4