「ひとかじりのりんご」

へっぽこエンジニアの備忘録。こちらは旧ブログ。新しい方はこちら→「http://sbkro.github.io」

Homebrewを使って、Ruby2.0をインストールをしてみた。

Ruby2.0がリリースされて早二ヶ月。遅まきながら、WEB+DB PRESSを見ながらインストールしてみました。

WEB+DB PRESS Vol.73

WEB+DB PRESS Vol.73

  • 作者: 設樂洋爾,白土慧,奥野幹也,佐藤鉄平,後藤秀宣,mala,中島聡,堤智代,森田創,A-Listers,はまちや2,大和田純,松田明,後藤大輔,ひろせまさあき,小林篤,近藤宇智朗,まかまか般若波羅蜜,Mr. O,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2013/02/23
  • メディア: 大型本
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インストール

homebrewのCellarには、1.9系しか登録されていないのでソースからのビルドが必要。OSXの場合、autoconfとopensslを入れるとビルドが楽になるらしい。ちなみに、autoconfとopensslが何をしているのかはよくわかりません。

$ ~/Desktop
$ brew install autoconf
$ brew install openssl
$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/2.0/ruby-2.0.0-p0.tar.bz2
$ tar xjf ruby-2.0.0-p0.tar.bz2 
$ cd ruby-2.0.0-p0/
$ autoconf
$./configure --prefix="$HOME/ruby" --with-openssl-dir=/usr/local/opt/openssl
$ make
$ make install

特にエラーが出ることなくインストールが完了しました。上記の設定だと、ホームディレクトリ直下に「ruby」ディレクトリが作成され、その中にビルド生成物が配置されます。

/Users/sbkro
└── ruby
      ├── bin
      ├── include
      ├── lib
      └── share

パスを通す

.bash_profileに、ruby2.0のプログラムのパスを登録します。

$ vi ~/.bash_profile

*** .bash_profileの中身。以下の一行を追加する。 ***
export PATH=$HOME/ruby/bin:$PATH

編集が終わったら、.bash_profileをリロードし、パスが通ったか確認。「ruby 2.0.0p0」と表示されれば、インストール成功です。

$ source .bash_profile
$ ruby -v
ruby 2.0.0p0 (2013-02-24 revision 39474) [x86_64-darwin12.3.0]


いままで、1.8系しか使ったことがないけど、どれぐらい変わったか遊んでみるつもり。

環境

  • OSX 10.8.3
  • Homebrew 0.9.4