ZXingWidgetをローカライズしてみた。
ZXingWidgetを使って、QRコードを読み込むことは出来ましたが、英語でしか表示されなかったので、調べてみました。
ローカライズファイルを取得してみる。
まずは、NSLocalizedStringが使われているか確認してみました。ターミナルでgenstringsコマンドを実行してみます。
$ cd <ZXingWidgetのフォルダ> $ genstrings Classes/*.m
ZXingWidgetのフォルダ直下に、ローカライズファイル(Localizable.strings)が生成されました。従って、ローカライズすることは可能となります。
Localizable.stringsをプロジェクトに取り込む。
生成したLocalizable.stringsをプロジェクトに取り込みます。注意点として、このファイルは、ZXingWidgetでなく、自分の作成しているプロジェクトへ取り込んでください。ZXingWidgetのプロジェクトに、Localizable.stringsを格納しても日本語にされません。既にローカライズ作業を行なっている場合は追記するような形になります。添付のようなプロジェクト構成になっていればオッケーかと思います。
Localizable.stringsのサンプルをGithubにあげておきました。ぜひご利用ください。
実行環境
- OSX 10.8.3
- Xcode 4.6
- ZXing 2.1
参考
- XCode4 での多言語対応
- Cocoaのローカライズに関して、詳しく説明されています。