JavaScript 本格入門
JavaScript本格入門 ?モダンスタイルによる基礎からAjax・jQueryまで
- 作者: 山田祥寛
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: 大型本
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「ようやくJavaScriptと仲直りできました。」
今までJavaScriptという言語がとても嫌いだったんです。本当に嫌いだったんです。だって、エラーになっても通知してくれないんだもん...でも、これから訪れるであろうHTML5の時代ではJavaScriptは必須だし、サーバサイドJavaScriptが流行りということで、もう一度JavaScriptについて真剣に考え、この本を手に取りました。
で、その読んだ結果なんだけど大正解。非常に良い良書でした。
本の構成
大体な本の構成は以下の通りで、JavaScriptの基本から応用まで幅広く取り入れられ、かつ深く記述されている点がGoodでした。
- JavaScriptの基本
- 歴史、基本文法(変数、データ型、演算子、制御、関数、プロトタイプ)
- JavaScriptの応用
- 基本的な組み込みオブジェクト、ブラウザオブジェクト、DOM
- JavaScriptを利用した技術、JavaScript開発に便利なツール
- Ajax、 JavaScriptライブラリ(jQuery)、JsUnit、JsDoc
感想
今まで、JavaとJavaScriptは別物だとして見ていたんだけど、基本的な記述方法がJava(他のLLと比べて)と近いことに驚きました。実は、Javaエンジニアにとって、JavaScriptが一番とっつきやすいLLなのでは?
アドバイス
この本のサンプルコードは、全てHTMLで提供されています。ブラウザオブジェクトやAjaxのコードはともかく、基本文法(Chapter2〜Chapter5)のサンプルコードをそのままコーディングし、動作確認するのは、はっきり言って面倒です。サーバサイドJavaScriptの動作環境である「node.js」をインストールすることをオススメします。HTMLの部分を書かなくて済むし、エラーが合った場合は、スタックトレースを出力してくれるので、非常に便利です★
まとめ
- 僕はJavaScriptのことを好きになってしまったのかもしれない。そのきっかけを与えてくれた一冊。
- でも、基本的には「広く浅く」な本なので、二冊目としてオライリー本を読んだほうがいいかもしれない。僕は読みます。