「ひとかじりのりんご」

へっぽこエンジニアの備忘録。こちらは旧ブログ。新しい方はこちら→「http://sbkro.github.io」

LAMY 2000(万年筆 / EF)を買ってきた。

仕事・プライベート問わず筆記具として「LAMY Safari」を2年ほど愛用していたのですが、「モンブラン マイスターシュテュック No.146」を触らせてもらう機会があり、金ペンの滑らかさに感動。あの滑らかさが忘れられず「LAMY 2000」を購入してしまいました。手帳やノートでの用途のため、今回のニブはEF(極細)にしました。

僕がLAMY2000を選んだ理由

  • 他社の万年筆は存在感が強すぎる。今回の購入対象として「ペリカン スーベレーン M800」と「モンブラン マイスターシュテュック No.149」も考えていたのですが、今の自分がこれらの万年筆を使っても、万年筆負けしまうような気がしてしまいました。LAMYの万年筆の凄いところは、万年筆が自己主張しないようにデザインしているところ。万年筆という高級筆記具を使っていても、使っている人を自然に見せてしまうところです。(でも「スーベレーン」も「マイスターシュテュック」も一生ものとして使える名作万年筆らしいので、いつかは使ってみたいものです。)
  • LAMYのボトルインクがまだ残っていたから。
  • これからのご褒美として残しておきたい。

結構単純ですね。


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箱はLAMY 2000専用。高い割には紙製で高級感はありません。
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箱を開けたところ、本体が収まっています。
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その他。マニュアルと購入したお店のサービス券が入っていました。

本体


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キャップを閉まっているところ。
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キャップを開けたところ。

ぱっと見では万年筆に見えませんね。これが40年前にデザインされたものとは思えない…^^;本体はプラスチック製ですが、ヘアライン加工により木製のような見た目となっています。安っぽさは全くありません。また、この加工は滑り止めにも役立っています。真ん中の白い部分で、インク残量を確認出来るようになっています。ペン先は銀色をしていますが、金(14K)となっています。

書き味


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LAMY2000とLAMY Safariとの比較

事前の調査では、インクフローが良すぎるという情報がありましたが、特にSafariとの違いが見られませんでした。また、ニブが金ペンになったせいか、書き味が変わったように感じられました。Safariの書き味は「カリカリ」という感じなのですが、LAMY 2000は、「スーッスーッ」という感じにペンが紙の上を進んでいきます。

また、金ペンは筆圧をかけると「しなる」ことも今回初めて知りました。この「しなり」によって、線に強弱が付き「払い」や「止め」を表現できます。今回のニブは極細なので、この強弱も弱いけど、極太になると強弱が強くなり、面白い字が書けるんだろうなぁ…

まとめ

高い買い物をしましたが、値段以上の体験を得られることが出来たと思います。さすがベストセラーと言いたいところ。事前調査で若干ビビっていましたが、安心して使えそうです。元が取れるように大切に育てていきたいです★

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追記(2013/01/30)

4ヶ月使った感想を書いてみました。こちらも是非読んでください。