電話帳へ登録するためのQRコード作成方法(国内3キャリア、iPhone、Android対応)
携帯電話のQRコードスキャナアプリには、スキャン結果をアドレス帳へ登録するという素晴らしい機能を持っています。各キャリアは、どのような仕様で実現しているのか、また全キャリアに対応したQRコードの作り方について調べてみました。
docomo
ドコモのホームページに仕様が公開されています。この他にも開発者向けの情報が公開されていました。結構親切ですね。
全キャリアに対応させるためには...
上記の仕様に基づいてQRコードを作ってあげると、アドレス情報を登録することができます。ただ、キャリアごとにQRコードを作り直すのは面倒ですよね。なので、一つのQRコードで、全キャリアの携帯電話へアドレス情報を登録するための方法について考えてみます。
参考
コツは4つ。
- キャリア独自の情報(住所、ニックネーム等)は出来るだけ使わない。
- au版の仕様をベースに、「MEMORY」タグにdocomo版の仕様を埋め込む。(メモ欄にゴミが入る。)
- 改行コードは「CR/LF(\r\n)」にすること。
- 最後のデータの末尾にも改行コードを与えること。(重要)
このようなデータをエンコーダに渡せればいいと思います。
MEMORY:MECARD:N:sbkro;SOUND:しばくろ;TEL:03-1234-5678;TEL:090-1234-5678;EMAIL:mail1@smaple.com;EMAIL:mail2@sample.com;; NAME1:sbkro NAME2:しばくろ MAIL1:mail1@smaple.com MAIL2:mail2@sample.com TEL1:03-1234-5678 TEL2:090-1234-5678
実際にエンコードした結果はこちら。