「ひとかじりのりんご」

へっぽこエンジニアの備忘録。こちらは旧ブログ。新しい方はこちら→「http://sbkro.github.io」

Head First Rails ― 頭とからだで覚えるRailsの基本

Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本

Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本


前から気になっていたRuby on Railsをやっと勉強し終えた。

この本を読んだ感想は、Railsってすげー!!!」の一言。
Webアプリケーションを素早く構築するには、Railsを使えってことを何度も聞いたけど、その理由が理解した気がする。

今回、Railsを触って感動した点は、以下3点。

  • RailsだけでWebアプリが作れる。
  • コンパイル・サーバリブート不要
  • 「設定より規約」という考え方

RailsだけでWebアプリが作れる。

例えば、JavaでWebアプリを作ろうとしたら、Webサーバ, Applicationサーバ, Webアプリケーションフレームワーク, DB, ORマッピングライブラリ, JavaScriptライブラリ...etcを外部調達し、使い方を学習する必要がある。だけど、Railsは最初から必要なものが全て組み込まれている。Railsの使い方を学習することで、ミドルウェアそのものは意識することなく、それらの機能を使うことが出来る。特に第一章で、scaffoldコマンド一つで、Webページを作ってしまうところは感動もの★

コンパイル・サーバリブート不要

別にRuby on Railsだけの特権って訳じゃないけど、インタプリタ言語の特性上「ソース保存」→「ブラウザリロード」で変更内容を確認できるところは、とても新鮮に感じた。

「設定より規約」という考え方

フォルダ構成・ファイル名などを設定で柔軟にするよりも、厳格なルールを定めることで、効率の良い開発が出来ることを学んだ。プロパティファイルで、後から設定を変える設計をしがちだったので、この辺りの思想は大変勉強になった。

本の内容は、Head Firstシリーズ特有の構成で、楽しく理解しながら、読み進める事が出来ました。本に記述されているRailsのバージョンは2.3だけど(最新版は3.0)、基本的な考え方はそのまま使えるの思われるので、読んで損はしないと思う。