Head First Rails ― 頭とからだで覚えるRailsの基本
Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本
- 作者: David Griffiths,松田明,児島修
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/01/18
- メディア: 大型本
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前から気になっていたRuby on Railsをやっと勉強し終えた。
この本を読んだ感想は、「Railsってすげー!!!」の一言。
Webアプリケーションを素早く構築するには、Railsを使えってことを何度も聞いたけど、その理由が理解した気がする。
今回、Railsを触って感動した点は、以下3点。
- RailsだけでWebアプリが作れる。
- コンパイル・サーバリブート不要
- 「設定より規約」という考え方
RailsだけでWebアプリが作れる。
例えば、JavaでWebアプリを作ろうとしたら、Webサーバ, Applicationサーバ, Webアプリケーションフレームワーク, DB, ORマッピングライブラリ, JavaScriptライブラリ...etcを外部調達し、使い方を学習する必要がある。だけど、Railsは最初から必要なものが全て組み込まれている。Railsの使い方を学習することで、ミドルウェアそのものは意識することなく、それらの機能を使うことが出来る。特に第一章で、scaffoldコマンド一つで、Webページを作ってしまうところは感動もの★
コンパイル・サーバリブート不要
別にRuby on Railsだけの特権って訳じゃないけど、インタプリタ言語の特性上「ソース保存」→「ブラウザリロード」で変更内容を確認できるところは、とても新鮮に感じた。
「設定より規約」という考え方
フォルダ構成・ファイル名などを設定で柔軟にするよりも、厳格なルールを定めることで、効率の良い開発が出来ることを学んだ。プロパティファイルで、後から設定を変える設計をしがちだったので、この辺りの思想は大変勉強になった。
本の内容は、Head Firstシリーズ特有の構成で、楽しく理解しながら、読み進める事が出来ました。本に記述されているRailsのバージョンは2.3だけど(最新版は3.0)、基本的な考え方はそのまま使えるの思われるので、読んで損はしないと思う。
参考
- O'Reilly Japan - Head First Rails
- Head First Rails 8章 『アクション「news」を作成する』 のルートについて : Serendip - Webデザイン・プログラミング
- 8章 P.345の実装が全く動かないので、その対策方法が記載されてます。